凝っている所・痛い所を念入りにマッサージしてもらう、痛み止めの薬や注射治療、そのようなその場しのぎ治療を続けると将来悪化しその場もしのげなくなる可能性大です。

一般的に施術時間が長ければ長いほど効果があるというイメージをお待ちの方が多いかもしれません。

むしろ凝っている所痛い所を念入りにマッサージしたり矯正しすぎるとかえって悪化させることもあります。

リラクゼーションを求めているのであれば、長ければ長いほど満足するかもしれませんが、肩こり・痛み・しびれなどの症状をその場しのぎではなく、根本から良くして繰り返さないようにしたいとお考えであれば時間ではなく施術の質が重要です。

当院の基本方針は、早期改善の為に問題の根っこから調整し、自立しやすい状態に導いてあげることです。

皆さんが感じる症状というのは様々な過程を経て、身体本来の回復力では補えきれない状態に悪化した結果です。

症状に至るまでの法則を大まかにお伝えすると
生活習慣によって大元の原因（歪み）を作り
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その原因（歪み）を全身でカバーすることで全身が歪み
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カバーしきれなくなった結果
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凝り・痛み・しびれ

大元の原因（歪み）が全身の歪みを作り、症状に至るわけですから、大元の原因（歪み）をきちんと調整すれば全身が歪んでカバーする必要がなくなり結果として症状が回復します。

そしてもう一つ大切なポイントが自立しやすい状態です。

身体には自らを治す自己治癒能力がありますから大元の原因（歪み）を調整することで、常に働いている自己治癒能力が最大限に生かされ、全身でカバーしている歪みや筋肉の硬さを緩めようとする働きが起こります。

身体が自らで治そうとする働きを生かした方が、自立しやすくなるわけです。

しかし、歪んでいるからといって矯正でカバーしすぎると、この自らで治そうとする働きの機会を奪ってしまうことで、依存する癖がついてしまい自立しにくい身体になる可能性があります。

本当に辛い時って目の前の症状だけに気持ちが傾きますね。
当然だと思います。

私は目の前の症状もそうですが、起こってしまった時を教訓に将来に渡って同じことを繰り返さないことが何よりも重要だと思っています。
同じことを繰り返すほど、だんだん治りにくくなるからです。

膝が痛い人に杖を差し上げることは悪いことではありません。
杖がなくてはいけない人には杖を差し上げるべきです。

しかしまだ杖を使わなくてもいい余力が身体に残っていれば、その余力を生かす方法を教えた方が、いずれ杖が必要のない状態に回復する可能性があります。

私はそんな想いで症状を感じている問題の箇所だけに目を向けるのではなく問題の出発点である原因に目を向ける為、調整箇所も数か所のみを行い短時間で調整を終了します 。