健康コラム
手術で後悔する前に その12017-08-15
ある患者さんとの出来事を書きたいと思います。
ある患者さんとは
今でも定期的にメンテナンスにお越し頂いています30代のkさんです。
つい最近YOSIKIさんが首の
ヘルニアが悪化して手術を受けられましたね
今回のkさんは首ではなく腰のヘルニアで
右おしり~脚にかけての痛みがあり
保険の効く治療院にも行き
数か所病院へも行ってMRI検査でヘルニアと診断され
手術も提案されたようですが
何か納得できず良くなる方法が
ほかにもあるんじゃないかということで
民間療法である当院へお越し頂きました
半年前からの症状で毎日薬を飲んでいたため
当初、改善に至るまでには
長期戦かなと予想していましたが
うれしい予想外で5回くらいの
調整で症状はほぼなくなりました。
症状も落ち着き
しばらく良い状態が続いていましたが、
まだ症状の元であるバランスは良い状態とはいえず
調整に来ていただいていました。
しかし
ある時、急に再び同じ右おしり~脚にかけての痛みが
出てきてしまい薬を飲む状態に戻ってしまいました
再発なので何かが影響しているのだろうと思いましたが
再発したことにご本人は
ショックで心配だったんだと思います
再度、整形外科を受診し検査を受け
手術を勧められたそうです
その事を電話で伝えて頂き
ご本人は手術を少し考えているようで予約をキャンセルされるとのことで
その場は電話を切りました
医師でも再発率が高いことはわかっているので
手術は最終手段です
このKさんに提案した医師も再発するかもとは思いながら
辛そうで少しでも早く楽にしてあげたいお気持ちだったのかもしれませんし、
何か他にも理由があったのか・・・
排尿障害などが起こるくらい悪ければ
手術を考えた方がいいですが、それ以外は絶対にやめた方がいいです
ヘルニアも狭窄症も変形性股関節も変形膝も
手術をしてその場はしのげるかもしれませんが
日頃の体の使い方や負担がそのような結果を招いたのだから
そこを変えない限り手術をしても何も変わりません
最新の手術法が誕生しても根本の問題は何も変わりません
失礼すぎる極端な例えですが
返済に追われ生活が苦しい
それを回避するために消費者金融で借りて返そう!
あ~楽になって良かった!?
その場はしのげても、悪循環の始まりですよね
自身に原因がある場合は返済できない状態になった問題点を
洗い出しそこを改善させてあとは地道にがんばるしかないですよね
本人が変わるしかないんです
(身体の痛みも同じです)
整形外科に対して失礼すぎる例えでしたが
手術は悪循環に陥ると私は自信を持って言えます。
内蔵の緊急手術とはまったく訳が違います
手術せずに良くなる状態であれば
将来後悔しない為にも別の方法を選択するべきです
このような内容を書くととても熱くなってしまいます(苦笑)
続きは次回号に書かせて頂きたいと思います