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健康コラム

風邪・熱に薬の効果はない?2017-08-26

最近は朝晩急に涼しくなり
風邪気味の方も多いようですね

ところで皆さんは風邪をひいたな~と思ったらま
ず何をしますか?
すぐに風邪薬を飲む人も多いかもしれませんね。

風邪の原因の90%は
ウイルス感染によるものだそうです。

ただ確認されているだけで
200種類以上のウイルスがあり
どのウイルスに感染したかを特定することは出来ないようです。

しかし風邪の症状は共通していて
くしゃみ・鼻水・喉の痛み・咳・痰・発熱・だるさなどの
症状が現れますが、原因となるウイルスは分からない為
風邪薬はウイルス感染によって現れる症状を緩和する為の薬であって
根本的に治す薬ではないようです。

風邪の治療には
その人の抵抗力、免疫力を高めることが最もよい方法とされています。

風邪をひいて風邪薬を飲み
治ったと思い普通の生活に戻るのではなく
身体の免疫力が弱っている状態で風邪をひきやすい身体
という認識をもつことが、大切だと思います。

もちろん状況や状態により
薬は必ず必要な時もありますが
薬は本当は身体によくない物という事を再認識し、
薬に頼りすぎない身体を、日頃から準備しておくことが必要ではないでしょうか。

その為には、皆さんご存知のように
睡眠・休養・食事をしっかり取ることが重要です。
それができれば苦労しないよ!
という声が聞こえてきそうですが・・・(^_^;)

規則正しい生活をすぐに実行することは困難だと思いますので
何か一つでもいいので習慣にできると良いかもしれませんね。

 

そして次に熱を出した時どうされますか?
すぐに解熱剤を飲みますか?

私たちの身体は
細菌やウイルスなどの病原体が入ってくると
それを排除しようとする防御機能があります。

例えば
鼻水や咳や痰は身体に侵入してきた病原体を
追い出そうとする反応です。

しかし
多量の病原体が侵入してくると対応できない為
体温を上げて病原体を殺し身体を守ろうとします。

実は病原体は比較的低温を好み
熱には弱いという性質があるからです

熱があるのかな~と
寒気を感じた時は体温を上げる段階の時ですので
体温が安定するまで身体を温めましょう!

ある程度体温が上がると
免疫細胞が活発に活動し病原体が排除され
体温が下がり始めます。

このように
身体の免疫細胞が細菌やウイルスと戦っている状態の時に
発熱するのです。

 

解熱剤を飲んで
無理に下げようとすることが
かえって免疫細胞の活性化を妨げることになってしまい逆効果になります。

解熱剤を飲む目安は
大人で38℃台後半以上
子供では38℃以上の熱が24時間以上続いた時だそうです。

私は基本的に解熱剤は飲まないのですが
41度近くまで上がった時には
さすがに仕事に支障をきたすと思い解熱剤を飲みました

翌朝には36度台まで下がり
その効果に驚きましたが
その強引に下がることにも驚きましたね

でも徐々にまたあがりましたので
やはり一時的なものだなと思いましたね

 

★寒気がある時★
・体温が上がり始めていますので
 厚着をして毛布をかけて保温する

★体温があがり暑くなった時★
・たくさん汗をかくので、冷えない  
 ようこまめに着替える
・水分をたくさん取る
・後頭部とわきの下をアイスノンか保冷剤で冷やす

私も熱が出た時にはこれをしていますが
案外熱は早くひきますので試してみてください!

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